農事組合法人わごう

お米が出来るまで

☆発芽☆

種が芽を出すためにはたっぷりの水分と酸素、適度な温度が必要です。
乾いた種の1.2倍ぐらいの重さになるまで水を吸わせます。
種もみを一週間以上も水の中につけたり、温水器(30℃)で2日間あたためたりして、約1ミリ芽を出します。

☆種まき☆

昔は田んぼの中に苗代(苗を育てる田)を作り、種をまいて育てていました。
今は育苗箱と呼ばれる箱に土を入れて、ベルトコンベア式の自動種まき機であっという間に種まき完了です。

☆苗を育てる☆

田植え前の苗はまだ胚乳の養分をもらっていて、人間でいえばおっぱいから離れられない赤ちゃん。
ハウス内の温度に気をつけ、ビニールを時々あけて日光に当てながら少しずつ外の空気に慣らします。

☆苗を育てる☆

青々と10cm以上に伸びた苗。植え痛みしないよう、苗を直接、日光や、風に当て、ウォーミングアップさせます。じょうぶで健康な苗を育てれば、お米作りの半分が成功したのと同じ、という意味の「苗半作」という言葉があるほど大切なポイントです♪♪

☆田んぼの準備☆(肥料まき)

稲の生長に必要な肥料を、トラクターで均一にまきます。豊作の手始めは土作りから♪♪

☆田んぼの準備☆(田を耕す)

冬の間ねむっていた土をトラクターで掘りおこし、肥料を混ぜて酸素をたっぷり吸わせてやります。田んぼの土を目覚めさせるという意味で「田起こし」とも呼びます。(-₋-)zzz (p₋-)

☆田んぼ準備☆(しろかき)

田を耕したら、その後、田んぼに水を引き込んでトラクターで土と混ぜて鏡みたいに平らにします。この「しろかき」によって水の深さが揃い、肥料が全体に行き渡り、水はけも均一になります。稲がむらなく生長できる条件が整って後は田植えを待つばかり!♪(^-^)♪

☆田植え☆

田植え機で、1株3~4本の苗をどんどん植えていきます。田んぼがみるみる苗でうまっていきます。

除草剤散布☆

圃場の中に生える草を抑制するための除草剤を田植え機の後ろについている、この機械で田植えと同時に散布します。この後、細かく水の管理をしたり、田んぼの中の雑草を取ったり、畦の雑草を刈ったりして、収穫まで管理します。☆p(^-^)q

収穫

ついにお米の収穫です。丹精込めて作ったお米を丁寧に刈り取っていきます。このあと乾燥、もみすりなどの調整が行われて、みなさまの食卓においしいお米が並びます。