エイクレスカッティング等の紹介

エイクレスとは?

三十年にわたる開発期間を経て熟成されたエイクレス。その技術は日本はもとより、アメリカ、イギリス、カナダ、フランス、スウェーデンなど、11ヵ国のパテントを取得し、国際的にも大きな評価を得ております。

特 許
1)日本 Japanese Pat.1302694 Pat.1332745
2)アメリカ U.S. Pat.4.608.019
3)イギリス U.K. Pat.2104389
4)カナダCanadian Pat.1204954
5)韓国 Korean Pat.21406
6)スイス Swiss Pat.659182
7)スウェーデン Swedish Pat.8204509-7
8)フィンランド Finnish Pat.72263
9)フランス French Pat.8214427
10)ドイツ West German Pat.32 31 307.1
11)オーストラリア Australian Pat.574144

許 可
医療用具製造許可番号:梨用 第23号
薬事商品番号:63B第1712号

エイクレスは痛くない!

もしも、歯科治療が痛くなかったら?

エイクレスはそんな歯医者さんの積年の悩みを解消させてくれる器械なのです。

エイクレスは、約60キロヘルツという超音波振動で歯牙を静止させます。これによって回転工具の切削スピードを3倍から5倍に高速化すると共に、振動による力学的麻酔効果によって、平常心にとても近い状態で施術が可能です。また、根管処置に要する時間も大幅に短縮され、振動による効果で、根尖部や根管壁に細菌などが付着せず、リーマーファイルが折れる事なくクリーンで完璧な施術となります。

30年という開発期間とたゆまない臨床実験によって熟成されたエイクレスは歯医者に行くのは痛いから」というたくさんの人たちのために生まれました。

人体に有害な麻酔や苦痛を限り無くゼロに近づけていく。エイクレスは人の身体にも、心にも優しいハイテクノロジーなのです。

エイクレスカッティングの特徴

エイクレス・カッティングの原理は極て合理的な振動科学です。それは切削速度Vを有する工具による切削加工時に、エイクレスピース先端を幹部に接触させ、超音波振動数F・振幅Aで超音波振動させることで、回転工具を3倍から5倍に高速化したときの切れ味に相当する効果を生み出します。回転数が早い程痛みが少ないです。

つまり、切削器を患部の上から押さえつけるようにした時に生ずる熱、力による組織の損傷や、高速回転させて加圧した時の揺れによる痛みなどをなくし、エイクレスの超音波振動と共に軽いフェザータッチで切削器を上下運動させることによって、痛みを押さえスピーディに、しかも非常にクリーンな状態で施術を行えるようにするものです。

治療効果
(1)バーの切れ味が向上する。
(2)軽いタッチで能率よく切削できる。
(3)バーの異常滑り摩擦がなくなる。
(4)異常な発熱がなくなる。
(5)切削音が激減する。
(6)工具寿命が長くなる。
(7)リーマーやファイル等の挿入が容易である。
(8)軟化象牙質除去時に、エキスカペーターの切れ味が更に良くなる。
(9)治療時及び治療後における諸問題が惹起されない。
(10)力学的麻酔効果による疼痛の軽減により歯科医が楽に切削治療できる。

利用方法と特徴
「エイクレス」は、エイクレスピースとこれに超音波振動を与える駆動部本体とから構成され、「エイクレス」のメインスイッチをONするだけで駆動部本体のマイクロコンピューターが作動し、常に安定したチップ先端の振動周波数・振幅が得られます。

このエイクレスピースと日常利用している切削工具を併用し、できるだけやさしくフィンガータッチで切削することによって、理想的なエイクレスカッティング効果が得られます。

また、この時エイクレスピース先端をF=60±2KHzでA=0.4~4μmの間を3段切換できるため、治療内容に応じて利用することができます。

60Kヘルツの超音波振動が生む不思議の快適の秘密!

歯科施術中の患者の疼痛を大幅に削減するエイクレスは、歯科施術のクオリティや時間削減にも大きく貢献します

エイクレスを使用すると、ごく軽いタッチでシャープに切削出来ます。タービンを持つ手に感じる振動もごくわずかで、バーの切れ味が格段に向上します。切り屑が特殊な形状を示すために目詰まりが少なくバーの鋭利さが長時間持続します。また軟化象牙質除去時のエキスカベーターの切れ味も良く、異状滑り摩擦や異常発熱が解消されました。

注射麻酔においては浸麻液の挿入が容易です。量は少なく、効果は増大します。さらに速効性があり、麻酔の効きにくい症状に効果を発揮します。C1C2窩洞形成時には薬物麻酔が不用になります。
リーミングやファイリングがとても容易になり、抵抗が少なく手に掛かる負担が減少しました。リーマーの挿入も極めてスムーズです。

切削に際して患者の感じる音が非常に静かであり、なによりも患者の疼痛の軽減によりリラックスした状態を維持出来るため、快適に切削治療が可能になりました。

優れたクオリティスピードアップ、疼痛の削減を実現するエイクレス。安全製はもちろんフェイル・セイフです。

円熟した完成度と高度な信頼性

医療機器である限り、徹底して要求される安全性

エイクレスは完成度、信頼性に加え、フェイル・セイフ・システムを採用しています。これは、誤動作や異常電流の発生を完璧に防ぐと共に、人為的なミスをも未然に防止するものです。

厳格な安全性へのこだわりは、エイクレス30年間の開発と熟成の歴史そのものといえます。取り扱いに関してはマイクロコンピュータの搭載により、より簡単なイージーオペレーションを実現。メインスイッチをオンするだけで常に安定した動作が得られます。

振幅数は3段階に切り替え可能で、治療内容に合わせて選択できます。また、エイクレスピースは使い勝手に応じて長短二種類のピースが用意されており、ホールドしやすいピースを選択する事で、より快適な施術環境を実現しました。もちろん、エイクレスは機械の剛性にも十分なスペックを誇ります。

(JIS規格1001~1004による検査基準に合格)連続した長時間の使用、酷使にも十分対応できるように配慮しました。

 

局所麻酔と虚血-再灌流障害にも

過去において小児科のDrが、麻酔によると言われる子供の死亡事故の為ご自身も自殺してしまったという痛ましい事故がありました。また、最近子供が麻酔後、一時間後にお亡くなりになってしまうという事がありました。警察の司法解剖の結果、局所麻酔が原因であると断定されました。 通常、歯科では特定の患者様以外には麻酔薬は無害であるとされています。しかし、麻酔薬の使用がもたらすものとして最近、一部の歯科医師の間では、多量の麻酔薬の使用は、非常に毒性が高く危険であると訴えております。

私は、薬の毒性ではなく使用方法、使用量によるものではないかと考えています。無痛治療のため多量の麻酔薬を使用している結果、取り沙汰されているのが、虚血障害-再灌流障害そして活性酸素の発生であります。 一般の方には、酸素というと体に良さそうなのに何が問題なの?と不思議に思うかもしれないが、この酸素は非常に毒性の高い酸素であります。では、麻酔薬を使用するとなぜ活性酸素が発生するのかを説明しますと、注射による薬液の注入による組織の圧迫・薬の効果が出てくるとき・薬の効果が切れるときの全ての段階に活性酸素は現れます。専門用語でいいますと、虚血障害時そして再灌流障害に活性酸素が発生し、細胞組織を破壊するといわれています。

我々は、麻酔薬を最小限にしようする事により、水平埋伏智歯の抜歯後の腫脹や開口障害がほとんどみられないデーターが出ています。虚血・再灌流障害・活性酸素等の障害を最小限にくいとめる事ができるのではないかと、長年の実験データーにより、患者様へ対応が、より良い結果を得られているので提案することにしました。